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2018年3月

2018年3月21日 (水)

製材

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みなさん、こんにちは。関谷です。今日は加工担当らしく、木材を加工し製品になっていく過程を少しお伝えしたいと思います。

チェンソーズでは数年前から木材販売も開始しています。
自社の林で切り出した丸太を檜原村内の製材所で「板」や「角材」にしてもらい、天然乾燥させたものを提供しています。

この分中の「製材所」「板や角材」「天然乾燥」と言った項目だけでも色々と語れるものですが、それはいずれ機会があればお伝えしようと思います。

さてその次の過程からが本題です。
チェンソーズに檜原村の誕生祝品などの注文が入ったら加工を始めます。
上の文で説明した材木の状態ではまだ製材所にて「帯鋸」や「バンドソー」と呼ばれる機械で切った粗い仕上がりの表面なので、まずはその表面を綺麗な平面にします。
*写真一枚目が加工前の状態です。

「自動鉋」という機械を使います。
大変便利な機械でして、スイッチを入れて木材を通せば出てくる時には綺麗な表面になっています。
機械が無い時代には手作業で鉋をかけていた事でしょう。
大変ですね。
*二枚目の写真が機械に通すところです。

そんな大変便利な機械を使用して加工するのですが、
実際は「ちょっとめんどくさいなあ」と思いながら作業に取り掛かったりします(笑)
なんでかというと、この作業で何をしたいかというと表面を綺麗に整える事はもちろんですが、
「使いたい厚みの板に仕上げる」というのが一番の目的なのです!

一度で削れる厚みが決まっているので、何度も機械の通す必要があります。
「木」ってそれなりに重いんです。
何十枚、何度も繰り返しやってると疲れます(笑)

ですが!
ここで今日一番お伝えしたかったことです。
「機械から出てくる木は美しい!」

加工前は表面がざらついていたり、天然乾燥の過程で日焼けしたりしています。
その部分が削られて木本来の色艶が現れるのです。
これを見る頃にはめんどくさいという気持ちは消えています。

徐々に綺麗になっていき、調整を繰り返してピッタリ希望の厚みに仕上がった時には達成感すら感じるほどです(笑)

ホームセンターなどではこの様な過程も済んだ綺麗な状態で陳列しているので皆さんにとってはこの状態が通常かもしれません。
ですが、ものづくりをしている人たちはこの様な工程も自分で行う場合が多いです。

更に!
ここ重要です(笑)
「天然乾燥を行った材なので、通常よりも色艶が良いです!」

今現在、大量に木材を出しているところは殆どが人工乾燥(機械で乾燥)だと思います。
天然乾燥は「手間」も「時間」も「場所」もかかるので中々大変だからです。
でもその分木本来の油分を失うことなく乾燥できるので製品に仕上げた時の色艶、香りも良いのです。

写真ではあまり伝わりませんが最後の写真が表面・厚みを仕上げたものです。
薄いものは途中で違う工程を経ていますが、長くなるので省いています。

大分文章が長くなってしまいましたが、結論は「やっぱり木って美しい」です。
機会がありましたらチェンソーズの美しい木を皆さんにも見て頂ければと思います。

今回の内容は製品を作る上でのほんの一部なので、
今後も少しずつお伝えしていきたいと思います。

読んでくださりありがとうございました。
関谷駿