大人の遠足
こんにちは。事務の竹本です。
今日は、私の休日のお話です。チェンソーズとはあまり関係ないですが、
檜原村暮らしのとある一日をご紹介します。
先日、村のお仲間と、お花や風景のスケッチに出かけました。
推定平均年齢60歳以上の大人の遠足です。
まずは、チェンソーズの事務所がある時坂を車でずんずん上り、
蕎麦処みちこに行きました。
みちこは、知る人ぞ知る(?)お山の上の古民家のお蕎麦屋さんです。
TV取材や観光客はよく来ているようで、有名人の写真やサインも飾られています。
そんな有名店で、檜原村には数えるほどしかない飲食店の一つだけど、
私は行ったことがありませんでした。
私どころか、檜原村在住歴60年以上の同行者のみなさまも誰も。
住んでいると、観光客が行くようなところには意外と行かないものですね。
でも行く途中、
「ここら辺は授業で下刈りに来た山ね~。鎌で怪我した人がいて大変だったわ」
「あそこの山は誰々さんの山ね~」「昔はこのあたりに道があって登ったね」
なんて会話もあり、さすがみなさん山についてはとてもお詳しいです。
みちこさんには開店前に到着しましたが、天気がよかったのもありすでにお客さんが
来ていました。私たちはお蕎麦と山菜天ぷらをいただきました。
「何の葉っぱだろう」とよくわからないままいただきましたが、おいしかったです。
食後にはみなさんが持ってきたおせんべいや飴を分けっこしたりして、子どもの頃の
遠足みたいで楽しかったです。
めでたしめでたし・・・という満足感でしたが、そこからが本題です。
お店の周りに咲く「クリンソウ」というお花をスケッチするという名目で来たのですから。
クリンソウは“山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、せせらぎや渓谷の湿地などに時に群生する”そうです(ウィキペディア情報)。
ちょうど見頃で、とてもきれいでした。アゲハチョウや熊蜂も吸密に来ていました。
お花をスケッチした後は、山々が見渡せるスポットへ移動してスケッチ。
「あそこはどこの集落?」「こうみると檜原村も広いわね~」
などとおしゃべりしながら。3時間程度の遠足でしたが、楽しい思い出になりました。
私は、けっこう年配の方とも波長が合うので、こんな交流が楽しいです。
近所のおばあちゃんやおじいちゃんとお話しをするのも好きです。
昔話も面白いし、みなさん優しいので癒されます。
竹本
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