« 新人ばてばて日常〜山の恵み編〜 | トップページ | 新人、木に登る。 »

2016年11月18日 (金)

「木」の眺め方

檜原村の紅葉はピークをほんの少し過ぎ、時には木枯らしが吹き、葉っぱがきらきら舞っております。紅葉シーズン、檜原村の山々は、広葉樹林の部分は錦色になり、針葉樹林の部分は緑色のままなので、その境がだれの目にもわかるようになります。戦前はこのあたりの山々はすべて錦色だったと聞きます。全部錦色の山々・・・、それは山笑う春の山にも負けないくらい華やかだったことだろうなぁ。。。

 去年の私はそんなことを思いながら眺めていました。しかし、東京チェンソーズの一員となった今年の秋は、もう少し思うところがあります。

 先日、三重県宮川森林組合の方をお招きして、チェンソーズ従業員一同お話を聞く機会がありました。

土壌や地形・地質、環境によって、そこに育つのに適した樹木がある。ちょっとした地面の凹凸によっても、木の育つ条件が変わる。人の都合でどこにでもスギやヒノキばかりを植え、育ててきた今までの林業。3040年手間暇かけて育てても安くしか売れない。これからも今まで通りの林業で利益は出せるのか。その場所に適したいろいろな樹木を植えれば、育てる際の手間が減る。建材以外の利用価値を見出せばビジネスとしても成り立つはず。というような視点から研究・取り組みをされているという内容でした。

とてもおもしろいお話でした。これから山や街の木々を見るとき、ついマニアックな視点で眺めてしまいそうです。

 そして、チェンソーズは今、森林整備以外に、材として利用する分野にも事業を拡大しているところなのですが、材としても樹木によってそれぞれ適した利用方法があるということを学びます。椅子を作るにはどういう木が適しているのか、適した木を使うことで長持ちする、というような。

 種としての性質がそれぞれあって、育った環境や、どんなお世話をされたかによって育まれるものもあって、いろいろな木が育つ。材として使うときには、その性質にあった使い方をするのが一番いい。

 なんだか人間社会にも通じるような話ですね。

 木の世界も奥が深いです。

 そんなことを思いながら山や家具を眺めるようになってしまったことですよ。

H281118

竹本

« 新人ばてばて日常〜山の恵み編〜 | トップページ | 新人、木に登る。 »

コメント

こんにちは。私は山梨県南アルプス市の飯塚と申します。先週土曜日、「山梨森林インストラクター会」主催の研修会に参加し、講師としてお招きした青木社長から貴社の歩みや取り組み内容についてのお話を伺いました。
感激しました。素晴らしい!の一言です。皆さんの取り組みを私の活動の参考にさせていただきます。
これからも安全第一にご活躍を祈ります。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1361713/68463529

この記事へのトラックバック一覧です: 「木」の眺め方:

« 新人ばてばて日常〜山の恵み編〜 | トップページ | 新人、木に登る。 »