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2013年11月 7日 (木)

How to 歩道整備~基本編~

おはようございます!大塚です。

ちょっと古い話になってしまいましたが、10月の頭に「歩道整備」の現場がありました。

裏話をすると、下刈りが長引いたこともあって、じつはなかなか厳しい工期ではあったのですが、
檜原村のシルバー人材センターのおじいちゃん達の大活躍!!により、
予定より早く終わらせることができました(*^ω^)

そんな現場の一コマを、ポータルサイト「東京の森と木」の中の、

森の写真だよりに載せております。よかったら見てみてください(◎´∀`)ノ

***

ということで、忘れないうちに、歩道整備のやり方をここでご紹介したいと思います!イラストは大塚、モデルはサポートメンバー平井さん(のつもり)でございます。

1382569061157.jpg

①まず、歩道の幅L(この現場では60cm以上)よりやや広めに、
 斜面上のゴミ(落葉、落枝など)を取り除きます。

使う道具はツルハシ(チェンソーズではとんがと言っています)や鋤簾(じょれん)、バチ鍬(くわ)など。
ちなみに「とんが」というのは、「ツルハシ」の甲州弁らしいです。
さすが山梨隣接の檜原村!

ツルハシを地面と平行にして手前に引くと、一気にゴミを取り除くことができます(イラスト右)

ツルハシにもいろいろ種類があるようですが、チェンソーズで使っているのは
片側が尖っていて、もう一方が平刃の「バチツル」と呼ばれるタイプです。(下図)

1382569065875.jpg

平ら側が三味線のバチに似ていることからバチツルという名があるそうですが、
これの良いところは、樹木の根を切れるということ!

柄は木製なので使っているうちに割れてしまうこともあるのですが、
その場合は柄だけ換えればいつまでも使えます(^ー^)

1382569064590.jpg

②ゴミを谷側に寄せたら、山を掘削します。
 θ≧90°となるように、山側は多めに削ります。
 そうすることで、歩くときにより広く感じるそうです。

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③大げさな完成図はこのとおり。図のように、谷側をやや高くしてあげると、
 歩くときに安心感を与えます。
 路肩部分は盛り土でそのままだとフカフカなので、このように踏んで締め固めます。

 また、山側の植物はなるべくはみ出てこないように伐っておくと、
 見た目がキレイな仕上がりになります。

 場所によっては、路肩部分に丸太を敷いたり、石を置いたりします。
 丸太があったほうが土が流れないし見た目にも安心感がありますが、
 しっかり固定できないと、逆に一気に壊れる原因にもなるので要注意です!

1382239792396.jpg
山なので、上図のように、木の根がバッチリ出現することもよくあります。
その場合は、手鋸や、細いものであれば鎌や剪定ハサミも有効でした。

***

上記はあくまでも基本編です。傾斜の急なところは階段を入れたりします。
今回、階段は青木CAPのもと、青柳さんやサポートメンバーがさささっと作って大塚は寄与せずだったため、作り方は今後機会があったらまたご紹介したいと思います( ̄▽ ̄)

実はワタクシ、チェンソーズ入社前に2回ほど現場を体験させてもらっているのですが、
初めて体験した仕事がこの「歩道作り」。
なんとも感慨深いものがあります…。

「道はだれかがつくったものなんだ」
という、なんとも当たり前だけどそれまであまり気にしたことがない事実を、まさに実感できるおしごとです。

いつか、チェンソーズ初体験の日についても書くつもりですので、
引き続きご愛読いただければ幸いです(◎´∀`)ノ


担当:おおつか

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